税理士を解約するのはどんな理由?よくある契約解除事由をご紹介!

この記事では、税理士さんを解約する際のよくある理由をご紹介します。

契約解除事由とも言いますが、これには一定の傾向があります。

会計事務所に勤務していたころの経験や、当社(記帳代行業務)へ駈け込んでこられるお客様の多くにも同様の傾向がみられ、たいていはここで紹介する理由が多いです。

ご自身が抱えておられる不満と照らし合わせて、参考にしていただけたらと思います。

それでは早速ご紹介いたします。

目次

税理士さんの解約でよくある理由:タイプ1(性格面)

意外に思われるかもしれませんが、税理士さんの解約時の理由として、いわゆる『人柄』に起因するような事も多いです。

どういうことなのか、より具体的にそれぞれ順に解説いたします。

税理士解約の理由①:性格が合わない

税理士さんとお客さんの立場上の違いはあるとはいえ、基本的な価値観が近ければ話はあります。

ただし、それが圧倒的に合わない場合があります。

進め方や仕事のスピードに対する考え方や、お金の取り扱いに関する考え方、人件費やその他もろもろ、意見が食い違うと意外に話がこじれる事もあります。

経営者の方にとっては、税理士さんはよきビジネスパートナーであり相談相手であって欲しいため、あまりにも価値観が合わないと解約につながる事があります。

税理士解約の理由②: 質問や相談がしづらい

これは税理士さんに限らずだと思いますが、どんな相談でも気軽に相談できる方がいいに決まっています。

税理士さんからすると知っていて当たり前の事でも、お客様は知らない事も多いです。

そんなところから説明が必要ですか、というようなこともありますが、そのような際に雑に応対してしまうと、お客様が次から質問しづらくなってしまう事もありそうです。

気軽に質問や相談ができるというのは、サービスとして思いのほか価値の高い部分だと言えます。

税理士解約の理由③:上から目線又は高圧的

これも税理士さんに限らず言うまでも無いですが、上から目線や高圧的な態度を取られると、誰しも嫌気がさすのは当たり前です。

自らの仕事に対して誇りやプライドを持つことはいい事だと思いますが、接客面でプライドが高く接しづらいのは難がありそうです。

本当にそんな税理士さんいるのだろうか、と思う面もありますが、よく聞く理由の一つではあります。

税理士さんの解約でよくある理由:タイプ2(能力面)

ここからは、税理士さんの契約解除理由の中で、主に能力に関わる部分です。

一生懸命さや誠実さで補える部分はありそうですが、あまりにも目に余る状況であったり、あるいは業種や業態によっては要求レベルが高い事もあります。

そのような場合に、要望を満たせず解約に至る事がありそうです。

税理士解約の理由④:事業の業界事情に詳しくない

これは契約解除理由の中でもかなり多いです。

税理士さんは税の専門家であって、個別のビジネスの専門家ではないので、当たり前と言えば当たり前なのですが、よく聞く理由の一つです。

最近では税理士さんを紹介して頂けるサイトなどで探す場合は、得意業種などを絞ってマッチングを依頼する事もできるため、特に業界知識を必要とするような場合には馴染みそうです。

契約の際にそのような事を想定していなかった場合には、解約に繋がる事も多いでしょう。

税理士解約の理由⑤:税務調査に弱い

これは経験によるところも大きいため、致し方ない部分はありそうです。

あまり税務調査の立会経験がないと、応対が難しい面もあるため、いざ税務調査になった際に何もしてくれなかった、などで契約解除になる場合もあるようです。

しかしこれもある程度は傾向があるため、事前に学習しておくことで回避できる部分もあります。

あるいは、その際に誠実な対応をする方であれば、多少の能力不足は補えるのではないかという気もしますが、実際にはそうもいかないケースもあります。

なぜかというと、多額の追徴課税などが発生した際には、心中穏やかではないのが事実としてあるためです。

税理士解約の理由⑥:ミスが多すぎる

税理士さんの解約の理由にミスが多すぎるというのは、あまりイメージには合わない面はあります。

ただし、やはり中には度々のミスにより後から追徴課税になってしまったり、あるいはメリットを享受し損ねるなどの事象がどうしても発生する事があります。

あまりにもミスが重なってしまうと、「我慢の限界だ」ということもあるようです。

ただしこれはそれほどよく聞く理由ではありません。

税理士解約の理由⑦:ITに疎い

税理士さんの平均年齢は60歳を超えるため、傾向としてはITに弱い部分がありそうです。

業種や業界によってはIT化が進んでおり、データのやり取りや仕事を進める中でITツールを駆使する場合も多いでしょう。

そのような際に、極端に言えば「メール使えません」だとか「PC苦手なので」などのようになってしまうと、やはり契約解除に繋がる事もありそうです。

ただ、会計事務所はたいてい会計ソフトを使うため、最低限のPCスキルは持っておられることが多いです。

税理士解約の理由⑧:担当者の能力が低い

私がいた会計事務所もそうですが、ある程度規模が大きくなってくると、全ての業務を担当者(税理士ではない担当)が行う事になります。

所長(税理士さん)は年に一度の決算打合せくらいしかお客様とは接しないため、担当者の能力はかなり重要になってきます。

目に余る場合は「担当を変えて下さい」などの主張をすることもありますが、なかなか言いづらい場合もありそうです。

あるいは、なかなか応じてもらえない場合もあるかもしれません。

このように、担当者の能力や人柄に起因し、解約につながることがあります。

税理士さんお解約でよくある理由:タイプ3(対応面)

ここでは、税理士さんの解約理由の中でも、特に応対面に起因するものをご紹介します。

ある意味、この部分は最も容易に改善できる部分とも言えそうです。

『サービス品質』に起因する部分と言い換える事もできそうです。

税理士解約の理由⑨:顧問料がサービスに見合わない

税理士さんのサービスに限らずですが、価値はお客様が感じるものであって、価格は価値に対して妥当かどうかで決まります。

そのため、ある程度は価値の感じ方に主観が含まれるものの、やはり一般的なレベルから逸脱すると解約に繋がる事があります。

価格が高すぎるのか、価格は一般的だがサービス品質が低すぎるのか、いずれにしても顧問料がサービスに見合っていないと感じられた場合には解約に繋がります。

税理士解約の理由⑩:レスポンスが遅い

これもどのような業種でも言える事ですが、仕事のできる方はほとんど例外なく、総じてレスポンスが早いです。

何日も連絡が無いなど、あまりにもレスポンスが悪い場合には解約に繋がりそうです。

どんなに忙しくてもちょっとした連絡くらいはできるため、レスポンスの悪さは一緒にビジネスを進めていくパートナーとしては不適当だと判断されます。

これは意外に感じるかもしれませんが、よく聞く理由の一つです。

税理士解約の理由⑪:経営についてのアドバイスが無い

経営者は孤独と良く言いますが、経営者の方は相談相手としても税理士さんを位置付けたい方が多いです。

壁打ちの壁みたいな位置づけだったり、あるいは専門的な立場からの経営アドバイスが欲しいという意見も多いです。

例えば売り上げ水準や利益率、あるいは資金繰りの状況など、より具体的で専門的な見解を経営に役立てたいと考えているため、何のアドバイスも無いと感じると解約に繋がる事があります。

税理士さんは税の専門であって経営コンサルタントではないため酷なようですが、世間一般では当たりまえに経営アドバイスをいただけるものだと考えられています。

税理士解約の理由⑫:節税など(事前の)アドバイスが無い

税理士さんはやはり税の専門家であるため、税金に関するアドバイスが不足すると感じられた場合には、契約解除につながる場合があります。

特に、節税対策などは事前に講じる必要がある場合が多く、機会損失に繋がる可能性もあります。

あるいは、決算時期に、納税期日直前になって多額の納税額をいきなり言い渡されるなどでパニックになることもあります。

このような場合も解約につながることが多いです。

税理士さんには解約の際に本当のことを言わない事も多いため、そのように伝えてない場合も多そうですが、実際にはよくある解除理由のひとつと言えそうです。

税理士解約の理由⑬:連絡手段が限定されている

これも実際に聞く話ですが、連絡手段がメールしかないなどです。

最近ではIT化が進み、リモート対応の事務所さんも増えてきたため、効率化の一環だとは思います。

しかし、連絡がメールしかできず、しかもレスポンスもあまりよくないとなると、かなりのストレスに繋がります。

これからの時代、徐々に増えてくる理由の一つかもしれません。

税理士を解約する理由についてまとめ

この記事では税理士さんの解約でよくある理由について解説しました。

主に、コミュニケーションの部分に起因するものが非常に多いように思います。

やはり税理士さんといえどもサービス業ですので、その意識が乏しい場合には、お付き合いしづらい場合があるかもしれません。

なお、税理士さんの選び方については下記で非常に詳しく解説しておりますので、よければご覧ください。

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