「Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員として仕事を始めてみたいけど、本当に稼げるの?」と思っている方必見!
この記事では、ウーバーイーツの配達員としての月収や給料の計算方法などを解説します。
最後まで読めば、ウーバーイーツの配達員の報酬の仕組みや、年収をグンとアップさせためのノウハウも身につくでしょう。
副業として始めようと考えている方も要チェックです。
ウーバーイーツの配達員の年収はどのくらい?
ウーバーイーツ配達員はアルバイトとは違い、業務委託という形態となり個人事業主として働きます。
そのため、収入は給料制ではなく報酬制となります。
報酬の目安は、配送1回にかかる時間は15~20分、配達1回の金額の相場は300円~500円程度と言われています。
配送料からは、サービス手数料が差し引かれる形となっていて、そこにインセンティブが上乗せされます。
実際の配送料金は、注文状況や距離によって金額が毎回変動します。
配達員の収入について①:時給換算すると平均1,500円~2,500円は稼げる
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員の報酬を時給にするといくらくらい稼げることになるのでしょうか。
1回の配達金額を大体500円と仮定し、配達員のレベルごとに時給換算すると以下の表のようになります。
配達初心者 | 時給1,000円程度 |
配達中級者 | 時給1,500円程度 |
配達上級者 | 時給2,000円以上 |
初心者のうちは1時間に2~3件程度の配達になり、時給1,000円程度とそんなに高くはありませんが、慣れてきて件数が増えれば時給も上がっていきます。
上級者となると、ピーク時は時給2000円以上稼いでいる人も多くいます。
ウーバーイーツ配達員の収入は、時給換算すると配達員の経験値などによって報酬額はかなり幅広いといえます。
努力次第で報酬UPできるのがウーバーイーツ配達員の仕事の魅力の一つといえますね。
配達員の収入について②:効率よく配達すれば月収40万円も可能!
稼働時間を長くする、移動手段をバイクにするなど、工夫すれば月収40万円も可能だといえます。
年収に換算すると年収480万円も不可能ではありません。
ウーバーイーツの報酬は、完全出来高制であり得られる報酬にはそのときによりばらつきがあるため、自分で工夫をしながら効率よく配達していく必要があります。
それはつまり、ウーバーイーツの制度をうまく活用し効率よく配達できれば、月収40万円もしくはそれ以上も狙えるということでもあります。
配達員の収入について③:他の配達員バイトと比べて稼げる?ウーバーイーツ配達員の口コミ
努力次第で高額報酬を狙えるウーバーイーツ配達員の仕事ですが、実際にどのくらい稼げるのか気になりますよね。
実際にウーバーイーツ配達員として働いている方たちの収入をみてみましょう。
ウーバーイーツ配達員の口コミその1:時給2,300円オーバー
こちらの方は東京のウーバーイーツ配達員です。
1週間で10万円以上稼いでいます。
配達1件あたりの報酬は約870円、時給に換算すると2,300円オーバーと効率よく稼いでいるということがうかがえますね。
ウーバーイーツ配達員の口コミその2:1件当たり749円
こちらは千葉県のウーバーイーツ配達員の方のツイートです。
この方の報酬を時給換算すると約850円、配達1件あたりの金額は749円になります。
先ほどの方と同じ関東ではありますが、かなり報酬に差がみられます。
ウーバーイーツ配達員の口コミその3:1時間に5件
福岡のウーバーイーツ配達員の方の記録です。
こちらの方は5時間で25回配達しています。
つまり、1時間に5件の配達をこなしているということです。
ツイートからも配達の仕方をかなり工夫していることが読み取れますね。
ウーバーイーツ配達員の口コミその4:時給1,500円超
最後は大阪の配達員の方のツイートです。
この方の報酬を時給換算すると約1,500円です。
時給1,500円であれば、他のアルバイトと比較してもそれなりに良い給料といえるのではないでしょうか。
ただ、ツイートにもある通り配達1件あたりの報酬額は約490円と、500円を下回っています。
このように、各地のウーバーイーツ配達員の方の報酬を比較すると地域によって単価が異なることがわかります。
だからといって地方のウーバーイーツ配達員が稼げないかというとそうではありません。
ウーバーイーツの配達員としてより高い報酬を得るには、インセンティブの発生しやすいエリア・時間帯を把握し、いかに効率よく配達件数をこなすのかがカギとなりそうです。
ウーバーイーツ配達員の給料の仕組みは?
ウーバーイーツの配達員の報酬は完全出来高制です。
報酬は「基本料金+配達調整料金‐手数料⁺インセンティブ+チップ」で算出されます。
様々な条件により金額は毎回変動し、その合計が報酬として支払われる仕組みです。
ウーバーイーツ配達員の給料は完全出来高制
ウーバーイーツの配達員は飲食店やコンビニの店員とは異なり時給制ではないので、「何時間働いたからこれだけ稼げる」というのは決まっていません。
完全出来高制であり、稼働時間や稼働場所は自由に決められます。
自分が配達を完了した件数によって報酬が決まるので、需要の高いエリアで稼働時間を長くとれれば、より高い報酬を得られるということです。
ウーバーイーツ配達員の給料の計算方法
ウーバーイーツ配達員の報酬は、基本料金と配達調整料金からなる配送料からサービス手数料10%を差し引いた金額になります。
さらに各種インセンティブが発生した場合は、その金額が上乗せされる形となります。
なお、これらインセンティブにはサービス手数料はかかりません。
高い報酬を得ているウーバーイーツ配達員は、このインセンティブをうまく活用しているといえます。
では、各項目を詳しくみていきましょう。
基本料金
基本料金とは、配達の基本となる金額です。
商品の受取りにかかる時間と距離、その時の受取り先・届け先が複数あるかどうかによって算出されます。
配達調整金
基本料金に加えて、追加で支払われる金額です。
以下のような条件に当てはまる場合に加算されます。
- 通常より交通状況が混雑している
- 通常より店舗での受け取りの待ち時間が長い
- 通常より配達員が少なく需要が高い
「いつもより道が混んでいるな」「受け取りのレストランについたけどまだ料理が出来上がっていなくて待ち時間が発生した」など、配達員に原因がない場合はウーバーイーツからそのロス分を保証してもらえるという仕組みです。
インセンティブ
基本料金とは別に、インセンティブで追加報酬を得ることができます。
アプリ上では「プロモーション」と表示され、注文の多いエリアや時間帯に適用されます。
このインセンティブには3種類あり、一度に複数のインセンティブを適用することが可能です。
- ブースト
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ブーストとは、注文の多い時間や場所で配達する場合に、一定の倍率で増額するする仕組みのことをいいます。
ブーストの時間や場所は毎週更新され、アプリ内で確認することができます。
- ピーク料金
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ピーク料金とは、注文が多い時間とエリアで配達する場合に、配達ごとに発生する追加料金のことをいいます。
ピーク料金の発生エリアや料金は、注文数に基づきリアルタイムでアプリ内に更新・表示されます。
異なるピーク料金のエリアをまたいで配達をした場合、金額が高いほうのピーク料金が適用されます。
例えば、配達リクエストを受けたエリアのピーク料金のほうが、商品を受け取ったレストランのあるエリアよりもピーク料金の金額が高い場合、配達リクエストを受けたエリアのピーク料金が適用されます。
ここで注意しておきたいのは、都市によってはピーク料金が発生しない場合があるということです。
- クエスト
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クエストとは、配達件数によってボーナスが追加される仕組みのことをいいます。
一定時間内に決められた配達件数をクリアすることで、追加報酬が支払われます。
このクエストは常に出ているわけではなく、期間限定で表示されることが多いです。
チップ
チップとは、注文者がウーバーイーツ配達員に自由に支払うことが認められている報酬のことです。
海外とは違って日本ではチップを支払う文化がほとんどないため、もらえることは少ないかもしれません。
ウーバーイーツ配達の給料日は毎週水曜
ウーバーイーツの報酬は週払い制です。
前週の配達実績が毎週月曜日の午前4時に締められ、2日後の水曜日に指定の登録口座に振り込まれます。
実際の日付で例を示すと以下のようになります。
期間 | 10月10日(月)~10月16日(日) |
締め日 | 10月17日(月)AM4:00 |
振込日 | 10月19日(水) |
ただし、登録口座を地方銀行に設定している場合や祝日がある場合など、支払日が前後することもあるようです。
急な出費が見込まれる場合など、働いた分の報酬が翌週すぐに振り込まれるのは助かりますよね。
ウーバーイーツ配達員がより高い報酬を稼ぐコツは?
ただやみくもに配達しても高い報酬が得られるわけではありません。
ウーバーイーツの配達員としてより高い報酬を稼ぐにはコツを掴み、効率よく配達をこなす必要があります。
ここで、ウーバーイーツの配達員としての収入を上げるために必要なポイントを押さえておきましょう。
ウーバーイーツの配達員の年収を上げるコツ①:土日に配達する
土日は平日に比べ、配達依頼が多くなるといわれています。
また土日は平日よりもインセンティブの発生率が高いため、インセンティブの発生しやすい時間帯を狙うことで効率よく報酬UPをはかることができます。
ウーバーイーツの配達員の年収を上げるコツ②:昼食時や夕食時のピークタイムに配達する
配達依頼が多いお昼や夜の時間帯をピークタイムといいます。
昼食時と夕食時のピークタイムはそれぞれ以下のようになっています。
・昼食:11時~14時
・夕食:18時~21時
ピークタイムに合わせて働けば、ほかの時間帯に働くよりも配達リクエストが多いので待機時間が減り、件数をこなして収入をあげることが可能です。
ウーバーイーツの配達員の年収を上げるコツ③:雨の日に配達する
雨などの悪天候の日はあまり外を出歩きたくない人のほうが多いと思います。
そのためか、雨の日はウーバーイーツ配達員の数が少ないのです。
逆に、注文以来は多くなり配達の需要が高まるため、通常よりも多くの配達依頼が来る可能性が高くなります。
ウーバーイーツの配達員の年収を上げるコツ④:ピーク料金・ブーストエリア内で配達する
ウーバーイーツのインセンティブを最大限に活用できるかで報酬はかなり変わってくるといえます。
ウーバーイーツのアプリ内のマップにはピーク料金の発生しているエリアや、ブーストが発生しているエリアが表示されます。
この2つのインセンティブが発生しているエリアがある場合は、他の地域で配達するよりもエリア内で配達するほうがより高い報酬を得られます。
ウーバーイーツの配達員の年収を上げるコツ⑤:移動手段を工夫して配達時間を短縮させる
移動手段には自転車を使用する配達員が多いです。
この時にママチャリを使用するよりもクロスバイクやロードバイクのほうが軽くて速度も出しやすく移動時間を短縮しやすいです。
また、坂道が多い場合には電動自転車もよいでしょう。
停車場所などを確保しやすい地域であれば、自転車よりもバイクや車を使用するほうが移動時間をさらに短縮できるといえます。
ただし信号待ちが増える、一方通行の道が多いなど、時間のロスにつながる可能性もあるので注意が必要です。
配達するエリアを限定し、裏道などを覚えることで混雑や信号待ちを避けることができれば、スムーズに配達をこなすことが可能です。
ウーバーイーツから給料をもらった場合は確定申告が必要?
会社に勤めている、アルバイトをしているなど「雇用関係」が成立する場合は、給料から源泉徴収されるため、原則確定申告の必要はありません。
ウーバーイーツ配達員は「個人事業主」であるため、基本的に自分で確定申告をする必要があります。
ですが、必ずしも確定申告をしなければならないというわけではありません。
ではどのような場合に確定申告が必要なのかをチェックしてみましょう。
年間所得が48万円以上で確定申告が必要(他の所得がある場合は合算が必要)
年間所得が20万以上で確定申告が必要
年間所得とは、年間の収入から必要経費を引いた金額のことを指します。
例えば、ウーバーイーツの配達に使う自転車の購入費や稼働時間の通信費等を経費として収入から差し引くことが出来ます。
ウーバーイーツ配達員の仕事が本業か副業かなど、条件によって確定申告の必要性が変わってきます。
そのため、自分がどのケースにあてはまるのかをしっかり確認することが大切です。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
まとめ|ウーバーイーツの配達員は工夫次第で報酬UPが可能
ここまで、Uber Eats配達員の報酬の仕組みや、高い報酬を得るためのコツについて解説しました。
工夫次第で、頑張れば頑張るだけ報酬が得られるというのはとても魅力的な仕事だといえます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員として報酬を得る仕組みを理解し、報酬を上げるためのポイントをおさえて、報酬UPを目指しましょう。