この記事では、スマレジとエアレジを徹底比較します。
キャッシュレス決済が急速に進む現代において、POSレジはすっかりと必須なものとなりました。
そしてPOSレジの代表格とされているものがスマレジとエアレジです。
ただ結論からいうと、もしPOSレジを導入するのなら機能面の拡張性が高いスマレジの方がおすすめです。
また、お店の状況にあったプランが選べるだけでなく、連携サービスも豊富でサポート体制も万全です。
一方のエアレジも月額が無料なうえ、基本機能もおさえられているのでとても人気があります。
そこで今回は、両社POSレジのどこがどんなふうに違うのか、しっかり比較して解説していきます。
今後POSレジの導入を検討している方は、ぜひ最後までおつきあいください。
スマレジとエアレジ比較の総合評価
上の一覧にまとめた通り、総合力ではスマレジが優れているので、当サイトではスマレジをおすすめしています。
ただし、求めるサービスによってはエアレジが優れている点もあります。
もっと詳しく比較を確認する人はこの記事を、すぐにエアレジの申し込み方法などを確認したい人は以下の公式サイトをチェックしましょう。
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スマレジとエアレジを10項目で完全比較！
| 比較項目 | 内容 | おすすめするサービス |
|---|---|---|
| 基本機能 | シンプルで必要な機能を網羅している | スマレジ |
| 料金プラン | 無料と4つの有料プランから選択可能 | スマレジ |
| 導入に必要なもの | iPhone・iPad・iPadタッチのいずれか1つあればOK | スマレジ |
| 周辺機器 | カスタマーディスプレイや自動釣銭機など対応機器が豊富 | スマレジ |
| 電子マネー対応 | Airペイと連携すれば対応可能 | エアレジ |
| 連携サービス | 店舗支援システムや外食産業向け管理システムとも連携可能 | スマレジ |
| 分析機能 | 店舗別ごとなど多角的な視点から分析ができる | スマレジ |
| サポート体制 | 電話のサポートが無料で受けられる | エアレジ |
| 複数店舗対応 | 複数店舗の登録情報や売上の合計などが簡単に見られる | スマレジ |
| 免税対応 | 免税の適用金額になると自動的に免税販売が適用される | スマレジ |
比較①：基本機能ならスマレジ！
| 機能 | スマレジ | エアレジ |
|---|---|---|
| レジ販売 | ||
| 売上分析 | ||
| 在庫管理 | ||
| モバイルオーダー | ||
| 軽減税率 | ||
| インボイス対応 | ||
| ECサイト連携 | ||
| 予算管理 | ||
| 外部連携 | ||
| オフライン対応 | ||
| 電子カルテのデータ連携 | ||
| 薬局レセコン | ||
| キッチンプリンター連携 | ||
| 販売機 | ||
| デリバリー連携 |
基本機能の面でスマレジとエアレジを比較したした際、もし選ぶならスマレジをおすすめします。
それはスマレジがエアレジに比べ、業種に合った最適の機能を利用できるからです。
スマレジでは無料のスタンダードプランから、飲食店向けに特化したプランや顧客管理のできるプランがあります。
一方でエアレジは、基本的な機能が備わっているものの、機能そのものは最低限といったところです。
とはいえ、どちらのPOSレジも無料で利用できるので、ご自身の利用目的にあった方を選ぶと良いでしょう。
比較②：料金プランならスマレジ！
両社のPOSレジを料金プランで選ぶなら、スマレジを利用した方が得策と言えるでしょう。
スマレジの料金プランは、無料のものを含め全部で5つあります。
有料プランでは業種に合わせた必要な機能を選択することができます。
また、カスタマイズも自由にできるので、自身の事業にマッチした環境を整えることが可能です。
エアレジは、無料のプランのみで基本的なPOSレジとしての機能は十分にあります。
しかし、スマレジに比べると、それぞれの機能性が低いので、業種によっては力不足に感じてしまうかもしれません。
比較③：導入に必要なものならスマレジ！
- iPhone・iPad ※スマレジはiPadタッチでも可
- キャッシュドロア
- レシートプリンター
- バーコードリーダー ※エアレジ
POSレジを導入する際、スマレジとエアレジとでは基本的に必要なものは、ほぼ同じと言ってもいいでしょう。
スマレジ、エアレジともにiPhoneかiPadがあればPOSレジとしての機能は果たせます。
スマレジについてはiPadタッチでも可能なため選択肢はさらに広がります。
しかし、エアレジの場合バーコードリーダーについては、別途購入しなければならないので注意しましょう。
したがって、バーコードリーダーを利用したい方は、カメラで代用できるスマレジにすると良いでしょう。
また、最低限必要なものについては、以下のリストをご確認ください。
比較④：対応可能な周辺機器ならスマレジ！
| 機器一覧 | スマレジ | エアレジ |
|---|---|---|
| レジ端末 | ||
| プリンター | ||
| キャッシュドロア | ||
| カスタマーディスプレイ | ||
| バーコードリーダー | ||
| RFIDリーダー | ||
| 自動釣銭機 | ||
| セルフレジ端末 | ||
| 販売機 | ||
| テーブルオーダー端末 | ||
| キッチンモニター | ||
| 決済端末 | ||
| パスポートリーダー |
スマレジやエアレジともに、対応できる周辺機器はいくつかあります。
しかし、どちらかを選ぶのであればスマレジにした方が良いでしょう。
それはスマレジの方が対応可能な周辺機器が豊富だからです。
一方で、エアレジの周辺機器には基本的なものに留まっているため、大規模な店舗になると対応が難しくなります。
また、セルフレジ端末や販売機については、スマレジは対応していますが、エアレジは非対応です。
こういった使い勝手の面から見ても、導入するのであればスマレジがおすすめです。
比較⑤：電子マネーの対応ならエアレジ！
では、電子マネーの対応ではスマレジとエアレジどちらの方が向いているのでしょう。
結論からいうと、電子マネーの対応に関してはエアレジの方がおすすめです。
それは、エアレジであれば、エアペイと連携するだけで、電子マネーの決済ができるからです。
これに加え、専用のカードリーダーを利用すればPASMOやSUICAといった電子マネーの決済も行えます。
一方でスマレジの場合、電子マネーで決済をするためには、サービスを提供している会社と別途契約が必須です。
したがって、電子マネーを利用したい方は、エアレジの導入をおすすめします。
比較⑥：連携できるサービスならスマレジ！
| スマレジ | エアレジ | |
|---|---|---|
| 連携可能な外部システム | 60種類以上 ※プレミアムプラン以上 | 自社システム及び 一部外部システムに限る |
| キャッシュレス決済 | スマレジPaygate stera pack STORES決済 楽天ペイ Square ….etc | Airペイ Square |
| 会計ソフト | マネーフォワードクラウド freee 弥生シリーズ TKC FXシリーズ 勘定奉行クラウド | マネーフォワードクラウド freee 弥生シリーズ TKC FXシリーズ |
| 勤怠管理 | スマレジタイムカード ※自社システムに限る | スマレジタイムカード ※自社システムに限る |
| 販売管理 | SMILEV販売 商蔵奉行クラウド キャムマックス …etc | |
| 顧客管理 | スマレジ・Shopアプリ LINEミニアプリ STORES ブランドアプリ betrend …etc | |
| ECサイト・ネットショップ | Shopify BASE カラーミーショップ MakeShop EC cube …etc | |
| 飲食向け | TORETA 食べログオーダー Uber Eats Skymart-Retail ぴかいちナビ …etc | Airメイト レストランボード 出前館 ホットペッパーグルメ Airペイ オンライン |
| アパレル向け | AoaRevo アラジンオフィス for fashion One’sCloset | |
| 医療向け | 日医標準レセプトソフト MRN MAPs for CLINIC …etc | |
| 動物病院向け | アニレセクラウド iWan（アイワン） | |
| API公開・アプリマーケット |
両社のPOSレジを比較した場合、連携できるサービスを考えるならスマレジをおすすめします。
それは、スマレジの方がエアレジに比べ連携可能なサービスが非常に多いからです。
また、スマレジはAPI機能と連携可能なサービスも豊富で、数あるPOSレジの中でも連携の自由度はバツグンです。
API機能と連携することで、会計システムとのデータ共有も可能になるため、POSレジの活用性もより高まります。
その点、エアレジはAPIの連携機能がないので、連携性は限定的となってしまうでしょう。
比較⑦：分析機能ならスマレジ！
| スマレジ | エアレジ | |
|---|---|---|
| 売上データの閲覧方法 | 管理画面上 CSV | 管理画面上 Airメイト CSV |
| 売上データの保存可能期間 | 無制限 | 10年間 |
| 損益計算 | ※プレミアムプラン以上 | Airメイト利用可能 |
| 日別売上 | ||
| 月別売上 | ※プレミアムプラン以上 | |
| 曜日別売上 | Airメイト利用可能 | |
| 年別売上 | ||
| 時間帯別売上 | ||
| 商品別売上 | ||
| カテゴリー・部門別売上 | ||
| グループコード別売上 | ||
| 店舗別売上 | ※プレミアムプラン以上 | Airメイト利用可能 |
| 店舗別グループコード売上 | ※プレミアムプラン以上 | |
| スタッフ別売上 | ||
| 端末別売上 | ※プレミアムプラン以上 | |
| 客層別売上 | ||
| 割引・値引き別売上 | ||
| 取引タグ別売上 | ||
| 売上比較 |
スマレジとエアレジいずれかを導入する際、分析機能を重視するならスマレジにすれば間違いないでしょう。
なぜなら、スマレジの売上分析機能は、時間別・店舗別・担当別など、あらゆる視点から分析できるからです。
一方で、エアレジの場合は売上の分析機能がスマレジよりも劣っています。
また、利用できる機能も基本的なものしかありません。
店舗の事業をする上で、売上の分析を行うことは、とても重要なことです。
したがって、今後の店舗経営を考えるなら、分析機能の高いスマレジがおすすめです。
比較⑧：サポート体制ならエアレジ！
サポート体制の面で両社のPOSレジを比較した際、もし導入するのであればエアレジがおすすめです。
それは、エアレジなら基本的にメールやオンラインチャット・電話でのサポートが受けられるからです。
一方でスマレジも、メールでのサポートはもちろんあります。
しかし、電話でのサポートを受けるには、有料の「プレミアムクラス」にならなければいけません。
よって、直接電話でサポートを受けたい方には、エアレジのPOSレジを利用した方が良いでしょう。
比較⑨：複数店舗の管理をするならスマレジ！
| スマレジ | エアレジ | |
|---|---|---|
| 店舗間の在庫移動 | ※リテールビジネスプランに限る | |
| 商品・スタッフの一元管理 | ※プレミアムプラン以上 | |
| 管理権限の設定 | ※プレミアムプラン以上 | 一部で対応可能 |
| 店舗間の売上分析 | ※プレミアムプラン以上 | Airメイト利用可能 |
| 店舗間の顧客情報共有 | ※プレミアムプラン以上 |
店舗事業が順調に進むと、自然と店舗の数も増えて来るかと思います。
そんな時、複数の店舗を管理するのであれは、スマレジのPOSレジの導入がおすすめです。
というのも、スマレジなら複数店舗を展開する事業者に特化した機能が充実しているからです。
これにより、各店舗においての売上分析、商品やスタッフの一元管理も可能になります。
エアレジにおいても、1つのアカウントで複数の店舗を分析は行えます。
しかし、各店舗の分析をする際は、その都度ログアウトとログインをしなければなりません。
また、在庫管理や売上の確認は基本的に店舗ごとでしができないので、一元管理には向いていません。
したがって、複数店舗の管理をするなら、スマレジを利用すると良いでしょう。
比較⑩：免税対応ならスマレジ！
スマレジとエアレジ両社POSレジを免税対応で比較した場合、導入するならスマレジをおすすめします。
なぜなら、スマレジなら免税販売対応なので、決済時の作業もスムーズに行えるからです。
たとえば、免税が適用される5,000円以上の支払い時には、免税販売が自動で処理されます。
くわえて、免税の電子化も対応可能なので、パスポートや免税に必要な書類情報もスマホへ登録可能です。
これにより、購入者が行う契約書の作成や保存など、面倒な書類の提出も必要なくなります。
一方で、エアレジにはこういった免税に対応する機能がありません。
よって、外国人利用者の多い店舗経営を行うなら、免税対応可能なスマレジを導入すると良いでしょう。
スマレジとエアレジおすすめの人をそれぞれ紹介！
スマレジとエアレジの比較をご紹介してきましたが、それぞれにおすすめする人をご紹介します。
スマレジは売上について深く分析しつつ店舗を拡大したい人におすすめ！
- できるだけ高機能なPOSレジを利用したい人
- 多角的な視点からお店の分析をしたい人
- 店舗の数を幅広く拡大していきたい人
＼ 0円から利用できるPOSレジ／
エアレジはPOSレジにコストをかけず小規模店舗で営業していきたい人におすすめ！
- 必要な機能が最低限使えれば問題ない人
- 店舗の数を増やすつもりのない人
- なるべくPOSレジにコストをかけたくない人
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スマレジとエアレジについてのまとめ
スマレジはとても高機能なので、あらゆる業種で活用することができます。
なんと言っても外部ツールやアプリのとの連携が非常にたくさんあることが大きな魅力です。
したがって、機能面の拡張性にますます期待がもてます。
これにくわえ、さまざま分析機能があるので、今後の事業展開にも大きく貢献してくれるでしょう。
エアレジの大きな魅力は、何と言ってもPOSレジが無料できるところです。
これにより、初期費用も数万円程度におさえるので、低コストでお店を出したい方にはおすすめです。
また、POSレジの機能自体はとてもシンプルなので、非常に使いやすいともメリットと言えるでしょう。
なので、最低限の機能があればいいという方にはピッタリのPOSレジです。
