商品の登録や、顧客傾向、在庫把握や売上など、データの管理は面倒なことが多いですよね。
この記事では、スマレジのCSVファイルの出力・登録機能について詳しく解説します。
スマレジのCSVファイル出力や登録機能を知ることで、データ管理の効率アップが可能です。
企業戦力にデータ分析は欠かせない作業になります。
しかし、データ管理の段階で、時間を取られてしまうのは非効率的で、多くの機会損失に繋がるでしょう。
業務を効率化させたい方は、本記事のスマレジCSVファイル出力・登録機能についての解説をぜひご覧ください。
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まずは念のために確認!そもそもCSVデータとは?

CSVとは、Comma Separated Values(カンマ・セパレーティド・ヴァリューズ)の略です。
つまり、CSVデータとは文字や数字の項目間をカンマで区切ったデータを意味します。
CSVデータは、Excel(エクセル)やOpenOffice(オープンオフィス)で開いて表示することが可能です。
スマレジ内のデータをCSV形式にすることで、身近なソフトで扱うことができるようになり、データ登録・出力・管理などのやりとりが便利になるというわけです。
スマレジのCSV機能をマスターして、データ管理を円滑化させましょう。
スマレジでCSV出力機能を活用してできること①:取引一覧編

- スタンダード
- プレミアム
- プレミアムプラス
- フードビジネス
- リテールビジネス
スマレジは、無料プランをはじめとしたすべての料金プランで、各種項目の取引履歴一覧データをCSVファイルで出力することが可能です。
取引履歴一覧のCSVファイル出力は、必要な項目のみのデータの抜き出しや、分析、バックアップなどに役に立ちます。
スマレジの取引履歴一覧CSVファイル出力の手順
- 管理画面の左メニューより「取引履歴 > 取引履歴一覧」をクリック
- データを出力する履歴期間を選択して、「CSVダウンロード」をクリック
- 上から順に「改行コード」「ヘッダー表示」「出力項目設定」を設定して、「CSVダウンロード」をクリック
- データのダウンロード完了!
また、出力項目設定 の右にある「CSVダウンロード設定」をクリックすると、出力したいCSVファイルの形式や項目等の細かい設定が可能です。
スマレジの取引一覧CSVファイルの出力項目は全部で189個もあるのですよ。
ですから、それぞれの店舗に必要最適なデータを細かく選択して取引履歴をCSV出力することができます。
なお、1度にCSV出力可能な取引件数は、5万件となっています。
取引履歴のCSV出力可能な189個の項目は下記の通りです。
1:取引 | 11:合計 | 21:原価合計 | 31:締め区分 | 41:伝票番号 | 51:預かり金その他2 | 61:販売単価 | 71:部門名 | 81:非課税対象額 | 91:小計値引き按分 | 101:小計値引/割引区分 | 111:商品区分 | 121:レシート番号 | 130:セールID | 141:社員値引き按分 | 151:獲得マイル | 161:端数値引額 | 171:前受金 | 181:レシート印字商品名 |
2:取引日時 | 12: 内消費税 | 22:付与ポイント | 32:精算日時 | 42:取消伝票番号 | 52:支払い方法ID3 | 62:単品値引 | 72:識別番号 | 82:売上対象外合計 | 92:ポイント値引き按分 | 102:単品値引/割引区分 | 112:ポイント対象 | 122:チップ(現金) | 132:セール名称 | 142:セール引き按分 | 152:合計マイル | 162:端数値引額按分 | 172:フトレシート有効日数 | 182:店舗コード |
3:取引区分 | 13: 内現金支払金額 | 23:使用ポイント | 33:締め日時 | 43:承認番号 | 53:支払方法3 | 63:単品割引 | 73:客数 | 83:売上対象外外税合計 | 93:外税按分 | 103:会員ランクコード | 113:免税区分 | 123:チップ(クレジット) | 133:セール区分 | 143:適用税率 | 153:調整マイル | 163:レシートメモ | 173-175:客数(男)(女)(不明) | 183:品番 |
4: 取消区分 | 14: 内クレジット支払金額 | 24:現在ポイント | 44:センター処理日 | 54:預かり金その他3 | 64:原価 | 74:打消区分 | 84:売上対象外原価合計 | 94-97:客層ID2-5 | 104:会員ランク名 | 114:商品バンドルグループID | 124:商品毎の社員割引率 | 134:セール値 | 144:標準税率 | 154:調整マイル区分 | 164:割引丸め区分 | 184-186:支払金種1-3 | ||
5: 単価値引き前小計 | 15: 預かり金 | 25:合計ポイント | 45:メモ | 55:取引明細ID | 65:数量 | 75:打消取引ID | 85:売上対象外数量合計 | 105:前受金(現金) | 115:内税按分 | 125:社員ランクコード | 135:適用セール値 | 145:修正税率 | 155:調整マイル区分の値 | |||||
6: 単価値引き小計 | 16: 預かり金現金 | 26:店舗ID | 36:年齢層 | 46:支払方法ID1 | 56:取引明細区分 | 66:値引き前計 | 76:取消日時 | 86:売上対象外返品数量合計 | 106:免税販売区分 | 116:取引タグ | 126.社員ランク名 | 136:適用セール値引き額 | 146:税設定 | 156:販売価格計(値引済)(税込) | 166:カラー | 176:入出金区分コード | ||
7: 小計 | 17: 預かり金クレジット | 27:端末ID | 37:客層ID | 47:支払方法名1 | 57:商品ID | 67:単価値引き計 | 77:外消費税 | 87:販売区分 | 107:内税商品の一般品免税額 | 117:ポイント付与税区分 | 127:社員販売割引率 | 137:ポイント利用区分 | 147:軽減税率名 | 157:販売価格(値引済)(税込) | 167:サイズ | 177:入出金区分名 | 187:クーポン名 | |
8: 小計値引き | 18: 釣銭 | 28:会員ID | 38:販売員ID | 48:預かり金その他1 | 58:商品コード | 68:値引き後計 | 78:売上ヘッダ区分 | 88:税率 | 98:在庫引当区分 | 108:外税商品の一般品免税額 | 118:ポイント付与単位(金額) | 128:社員販売割引区分 | 138:税の丸め方式 | 148:軽減税率 | 158:販売価格計(値引済)(税抜) | 168:グループコード | 178:シリアル番号 | 188:商品バンドル値引き按分 |
9: 小計割引率 | 19: 数量合計 | 29:会員コード | 39:販売員名 | 49:支払方法ID2 | 59:商品名 | 69:原価計 | 79:内税対象額 | 89:税区分 | 99:取扱カード会社 | 109:内税商品の消耗品免税額 | 119:ポイント付与単位(ポイント) | 129.適用社員販売割引率 | 139:免税対象額 | 149:マイレージ利用区分 | 159:販売価格(値引済)(税抜) | 169:クーポン値引き | 179:値引割引計算対象 | 189:単品値引き小計 |
10: ポイント値引き | 20: 返品数量合計 | 30:端末取引ID | 40:支払回数 | 50:支払方法名2 | 60:商品単価 | 70:部門ID | 80:外税対象額 | 90:売上区分 | 100:親取引明細ID | 110:外税商品の消耗品免税額 | 120:PINコード | 130:適用社員値引き額 | 140:免税額 | 150:現在マイル | 160:端数値引区分 | 170:クーポン値引き按分 | 180:値引対象小計 |
スマレジでCSV機能を活用してできること②:商品一括登録編

- スタンダード
- プレミアム
- プレミアムプラス
- フードビジネス
- リテールビジネス
スマレジは、無料プランをはじめとしたすべての料金プランで、CSVを利用した「商品データ一括登録」が可能です。
※なお、スタンダードプランは商品などの上限が1,000点までになっているのでご注意ください。
商品を1つ1つをスマレジに手入力するのは、面倒ですよね。
CSVデータを活用して、面倒な商品登録をサクッと一括で終わらせましょう。
商品登録手順①:スマレジの商品CSVデータのアップロード設定
商品一括登録の際に、まずはCSVデータのアップロード設定を行う必要があります。
CSVデータのアップロード設定手順
- スマレジ管理画面を開く
- 管理画面の左メニューより「商品→商品登録→CSV登録」をクリック。もしくは、「商品一覧画面→CSV登録」をクリック。※アップロード設定で指定した項目は、CSVデータ内の項目と一致させないといけません。項目の並びや数に差異はないか、作成時に確認しましょう。
- CSVアップロードの設定の右横【CSVアップロード設定】をクリック。
- CSVデータの項目と一致するように、ドラッグ&ドロップ操作で右の「CSVアップロードする項目」へ必要項目を移動させる。
- CSVアップロード設定完了!
商品登録手順②:スマレジにアップロードするためのExcelデータ作成
次に、スマレジにアップロードをするためのExcel(エクセル)データを作成します。
CSVデータの作成手順
- スマレジ公式ホームページより、Excel(エクセル)フォーマットをダウンロードする
- Excel(エクセル)を開き、必要項目を入力する。※1行目:上記で設定した「アップロードする項目」の縦並びと、Excelデータの横列の順番をそろえて、アップロードする項目を入力※2行目以降:アップロードする商品情報に合わせて入力
- 保存画面にて【ファイル形式】をクリック。ファイルの種類は「CSV(コンマ区切り)(.CSV)」を選択、任意のファイル名を入力し【保存】をクリック
- 商品一覧CSVデータ完成!
商品登録手順③:作成したExcel商品一覧データをスマレジにアップロード
最後にExcel(エクセル)で作成した商品一覧データをスマレジにアップロードします。
CSVデータのアップロード手順
- スマレジ管理画面の左メニューより「商品→商品登録→CSVで登録」をクリック。もしくは、「商品一覧画面→CSVで登録」をクリック。
- 「CSVファイル」の右横欄「ファイルを選択」をクリック。アップロードするファイルを選択する。
- 選択した商品登録用CSVファイルがセットされているか確認して、【アップロード】をクリック。※【アップロード】クリック後、エラー表示があった場合は、CSVファイルやCSVアップロード設定に問題がある可能性が高いので、必ず確認して、訂正後に再アップロードを行いましょう。
- CSVデータのアップロード完了!
スマレジでCSV出力機能を活用してできること③:商品一覧編

- スタンダード
- プレミアム
- プレミアムプラス
- フードビジネス
- リテールビジネス
スマレジは、無料プランをはじめとしたすべての料金プランで、商品一覧のCSVデータ出力が可能です。
商品一覧をダウンロードできると、バックアップとして保存ができて便利になりますね。
商品一覧のCSV出力について、詳しい手順を解説します。
スマレジの商品一覧のCSV出力(ダウンロード手順)
- スマレジ管理画面を開く
- 管理画面の左メニューより「商品→商品一覧」をクリック
- 商品一覧ページにて【CSVダウンロード】をクリック
- 「改行コード」「ヘッダー表示」「出力項目設定」の各項目を選択・設定して、右下の【CSVダウンロード】をクリック
- 商品一覧のCSVデータ出力完了!
以上が、スマレジでCSVデータを活用して商品を一括登録する方法になります。
商品一括登録の手順を簡単にまとめると「アップロード設定」→「エクセルでデータを作成」→「作成したエクセルデータをスマレジにアップロード」という流れになります。
スマレジでCSV出力機能を活用してできること④:在庫管理/棚卸し編

- スタンダード
- プレミアム
- プレミアムプラス
- フードビジネス
- リテールビジネス
スマレジでは、無料のスタンダードプランをはじめとしたすべての料金プランで、店舗ごとに商品在庫の設定ができるので、簡易的な在庫管理が可能となります。
また、スマレジの商品在庫データはCSV出力ができます。
ですから、実地棚卸しの際は、在庫のCSVデータを利用することができ、面倒な棚卸しが円滑になります。
- スマレジアプリより入荷数を入力する
- スマレジ管理画面より在庫数を入力する
スマレジで在庫設定をしておくことで、商品販売の際に自動的に在庫数から販売数が引かれ、現在の在庫数を把握できます。
さらに、リテールビジネスプランでは、仕入れから入荷等の登録ができ、本格的な在庫管理・実地棚卸しが可能です。
商品在庫は、会社の資金で購入・仕入れをした資産です。
つまり、在庫管理=資金管理となります。
今まで在庫管理をしていなかったり、アナログで行っていた事業者の方も、スマレジで簡単に在庫管理をはじめることができます。
スマレジでCSV出力機能を活用してできること⑤:日報/月報編

- スタンダード
- プレミアム
- プレミアムプラス
- フードビジネス
- リテールビジネス
スマレジでは、無料のスタンダードプランをはじめとしたすべての料金プランで、1日や月の売上等の集計を、日報や月報で確認することができます。
なお、日報や月報の集計データもCSV出力が可能です。
日報/月報のCSV出力手順
- スマレジ管理画面を開く
- 管理画面の左メニューより「日時処理」をクリック
- 「日報」又は「月報」をクリック
- 「日報印刷」又は「月報印刷」をクリック、【CSVダウンロード】をクリック
- 日報または月報CSVデータ出力完了!
※なお、日報・月報は締め処理後に閲覧可能です。
※日報・月報データはPDFデータの出力もできます。
スマレジタイムカードなら給与管理でCSVデータを活用できる

スマレジでは、スマレジタイムカードという無料ではじめられるクラウドサービスも提供しています。
スマレジタイムカードの料金プランは下記の通りです。
スタンダード | プレミアム | プレミアムプラス | エンタープライズ |
---|---|---|---|
無料 | ¥2,420 | ¥4,840 スマレジ(有料プラン)利用で¥2,420 | ¥7,260 |
無料のスタンダードプランでも、職場に合わせた記録方法が可能な勤怠管理や、給与・賞与の集計ダウンロードができるので、気軽に導入しやすいですね。
また、スマレジ同様に、スマレジタイムカードでもCSVデータ機能を活用することができます。
スマレジタイムカードでは、従業員や給与情報等の一括登録や、勤怠実績・給与情報等のCSVデータ出力が可能です。
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まとめ:スマレジのCSV出力機能を使いこなして業務効率化を進めましょう
- 取引一覧のCSV出力
- 商品一覧のCSV一括登録
- 商品一覧のCSV出力
- 日報・月報のCSV出力
データ登録やバックアップは、CSV機能を使いこなして、時短で管理したいですね。
スマレジのCSV機能を使える項目を知って、業務効率を向上させ円滑な経営に繋げましょう。
なお、スマレジの口コミや評判はこちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご確認ください。