ハルキスト歴20年の僕がおすすめする村上春樹の小説ランキング5選

村上春樹作品

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どうもみなさんこんにちは。

なんちゃってハルキストがおすすめする村上春樹の書籍紹介へようこそ。笑

そんなわけで、この記事では村上春樹に限ってのおすすめ小説をご紹介します。

なんちゃってと申し上げましたが、それでも20年ほど前から村上春樹作品を読んできました。

ただし、村上作品にはかなりディープなファンが多いため、その方々から比べるとまだまだ浅いと言えそうです。笑

村上作品と言えば、有名なのは一番売れた「1Q84」や、直木賞作品の「ノルウェイの森」ではないか思います。

もちろんそれらもいい作品ですが、それ以外のものも含め、これから村上春樹の作品に挑戦したい人にはぜひ読んでいただきたい作品をご紹介します。

ただし個人的な好みも大いに含みます。

なお、細かいレビューなどはamazonで確認していただけましたらと思います。

(丸投げですみませんw)

まずは興味を持っていただくキッカケになれば幸いです。

ではさっそくご紹介します。

目次

おすすめの村上春樹作品ランキング

1位から順番にご紹介いたします。

比較的古い作品が多くなっていますが、最近の作品まで読んだ上で、やはり個人的には古い作品の方がこれぞ村上作品といった趣で好きです。

村上春樹作品おすすめランキング1位

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド

一番好きな作品です。

長編としては4作目に当たります。

村上春樹の作品ではおなじみの、いわゆるパラレルワールドはこの作品が最初の試みではないかと思います。

独特の摩訶不思議な世界観と、スリルとスピード感と共に物語が進むため、どんどん読み進めてしまいます。

タイトルも本書の内容によく合っていて、すばらしいネーミングだと思います。

本作以前の作品とは関連していないため、単体で読んでも全く影響が無い作品です。

今から35年前の作品ですが、これから読まれたとしても、そんなに昔の作品とはとうてい思えない気がすることでしょう。

いいものは現代でもその魅力が全く色あせません。

村上春樹作品おすすめランキング2位

海辺のカフカ

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世界の終わりとハードボイルドと、どちらを上にするか正直迷いましたが2位です。

ほぼ同率1位と言ってもいいほどです。

多くの作品がそうであるように、多少の非現実的なファンタジー要素を含み、ドキドキハラハラしたり、わくわくしたりしながら読み進められます。

いわゆるグランドホテル方式というか、群像劇のように同時進行で物語が進んでいきます。

主人公は中学生の少年ですが、思春期ならではの感性や、大人になっていく過程を上手く表現しているように思います。

この作品は、キャラクターに対しての愛着もすごく湧きます。

ずいぶん前の作品ですが、この時代で既にLGBT的な要素も含んでいたりもします。

村上春樹作品おすすめランキング3位

ねじまき鳥クロニクル

こちらも1~3部の長編で、すごく好きな作品です。

かなりアクの強いキャラクターが出てくる印象があります。

本作も含めてここまでの三作(この記事での1~3位)は、テイストとしては似ているかもしれません。

登場人物やストーリー展開は違うものの、どれも、これぞ村上作品と言った印象があります。

むろん、若干の非現実的な要素を含みつつ展開していきますが、安っぽいものではなく、よく考えられていて天才ですか(たぶん天才ですがw)といった印象を受けます。

主人公は30代の男性です。

その妻と、その背後にある意外な人間関係にただならぬ事情が含まれていて、そこから繰り広げられる展開に想像力のすさまじさを感じます。

言うまでも無いですが、ねじまき鳥がキーになるアイテムなんですが、繰り返し登場して印象付けていくリズム感が心地よいです。

村上春樹作品おすすめランキング4位

 風の歌を聴け

いわゆる「羊(ひつじ)三部作」と言われている三作の最初の作品であり、また村上春樹のデビュー作でもあります。

羊三部作を外して村上春樹の作品を語ることはできないといった位置づけの作品群です。

個人的には三作の中では第三弾の「羊をめぐる冒険」が最も好きですが、連続したものとして最初の作品をあげさせて頂きました。

さらに、三部作の続編として「ダンス・ダンス・ダンス」がありますが、こちらも個人的にはすごく好きです。

村上春樹の作品と言えば、若干のファンタジー要素を含みつつ、美しい風景描写や隠喩と共に物語が進んでいきます。

その原点がここにあると言えます。

村上作品を全く手にしたことが無い方には、個人的にはまずここからのスタートをお勧めしたいところです。

(それほど長くないのでさくっと読めます)

村上春樹作品おすすめランキング5位

1Q84

村上春樹の作品の中では最も売れた作品です。

発行部数も飛びぬけて多く有名なため、多くの人が最初に手に取るかもしれません。

ただ、文庫本で6冊とかなり長いためその点は少し敷居が高いとも言えます。

今回紹介した最初の3作品(この記事での1~3位)と、テイストとしては似ています。

非常におもしろいです。

20代後半の男性が主人公で、思わぬ展開に巻き込まれていきます。

時代背景も反映されてきており、当然ながら以前の作品よりも近代的な印象を受けます。

この作品を最初に読んでも「これぞ村上春樹」というような全体的な作者のテイストは感じられそうに思います。

おすすめの村上作品ランキングまとめ

今回は村上春樹の作品についてご紹介しました。

最新のもので「騎士団長殺し」もありますが、こちらも面白かったです。

(続編がありそうに思いますが)

村上春樹の作品に興味があるけどまだ読んでいない!というような方は、今回紹介した中からぜひ読んでみて下さい。

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